| 1.どのような場合に笑気鎮静法使うのでしょうか? |

当院で
使用している
笑気吸入鎮静器
一つ前の
ページに
戻る
|
|
下記のような目的に使うことができます。
 |
有痛治療を受けたことがない小さなお子さんをリラックスさせて治療嫌いにさせない
|
 |
有痛治療に不安感、恐怖心、不快感を持っている方の治療
|
 |
異常な緊張、反射のために正確な治療が不可能となる嘔吐反射の強い方の治療
|
 |
心疾患、高血圧など内科的慢性疾患を持ち、有痛治療のストレスを軽減しないと治療が困難な方の治療
|
 |
有痛治療のストレスを軽減するべき高齢者の方の治療
|
|
| 2.笑気鎮静法を使うと意識がなくなったり眠ってしまったりするのでしょうか? |
|
一般の皮膚科治療で用いるのは笑気麻酔(全身麻酔)ではなく、笑気吸入鎮静法ですので意識を失ったり眠ってしまうことはありません。この方法は、中枢神経のを抑制しますが、呼吸や血行を抑制する事はなく、意識も保たれた状態にあります。また、疼痛閾値(痛みを感じる限界)が上昇することによって痛みを感じにくくなったり、時間感覚が鈍くなる事によってあっというまに治療が終わったように感じるという利点もあります。
|
| 3.笑気ガスには副作用はないのでしょうか? |
|
笑気ガスは体内で分解されることなく、そのまま排出されますので、呼吸器系、肝臓、腎臓、代謝系などに負担をかけることはありません。ですから、小さなお子様も含めてほとんどの方に安全に使用することができますが、妊娠初期の方、呼吸器疾患(ぜんそく、肺気腫)の方、過去に笑気ガスを吸って不快感を感じたことのある方などには使用しません。
|
| 4.笑気鎮静法を使った治療はどのように行うのでしょうか? |
-
治療台を通常の治療の位置にして、寝ていただきます。
-
鼻マスクをかけて、鼻から100%酸素を規則正しく呼吸をしていただきます。
-
笑気の濃度を徐々に上げながら、適度な鎮静状態へと導きます。通常は30%前後を保ちます。少しお酒に酔ったような気分になったり、手足が暖かくなったような感じがすることがあります。
-
5分ほどして、鎮静状態が確認されれば必要に応じて局所麻酔を行います。疼痛閾値が上昇しているのであまり強い痛みを感じません。
-
鎮静の状態を観察しながら笑気の濃度を適正に保ち、歯科治療を行います。鎮静が深くなりすぎるようであれば、100%酸素に切り替える事により、簡単に鎮静の深さをコントロールできます。
-
治療が終了すれば、100%酸素または空気に戻します。
-
そのままお帰りまで15分ほど待てば、そのまま帰宅できます。特に生活の制限はありませんが、車の運転をされる場合は少し長めに時間をおいたほうが良いとおもいます。待合室でゆっくりされてからご帰宅ください。
|
| 5.笑気鎮静法を使う治療には健康保険が適応されますか? |
|
笑気鎮静法を治療に用いることは健康保険で認められていますので、保険外の費用が生じることはありません。
|